食事による発症予防


原因として、遺伝性などの要素も絡んでくるため、「心身の健康状態を維持すること」が大前提で唯一の予防法と言えるかもしれません。

アトピーに限らず、ほとんどの病状の治療と同時に予防にも大きく関わってくる条件として、「生活面」「食事面」「精神面」があります。
食事面での予防として心がけることは、「バランスの取れた規則正しい食事」はもちろん、添加物などの科学物質や特定の食品などがあります。

「バランスの取れた規則正しい食事」については、説明の必要がないほど、健康を保つ上で重要なことの一つです。

添加物などの化学物質や特定の食品に関しては、ある程度までは、発症の予防として行うことが出来ます。

現実的には、化学物質に囲まれた生活を送っている以上、化学物質を排除した生活を送ることは困難です。

しかし、出来る限り抑えることで発症を予防することできる場合もあります。

実は、化学物質がアレルギーを引き起こすのは、微量の場合であることがわかっています。

もし、微量以上の場合は、今度は「中毒症状」が現われてきます。

このことからも、アレルギーとは、化学物質に対する中毒症状の危険性を認識させるための防衛反応の一部であるといえます。

本来であれば、新陳代謝により、化学物質(異物)の体内侵入でも健康状態を保つことができます。

しかし、化学物質の蔓延、さらに異物を代謝するための運動や睡眠が不足しがちな状況では、体は過剰反応を起こし、それがアレルギーとなって発症してしまいます。

したがって、いかに化学物質を排除するか、そして完全に化学物質を除去することが不可能な以上、いかに体が処理できるように代謝を高めるのか、が発症予防の重要な要素になってきます。

その為、バランスの取れた食事で新陳代謝や免疫力を強い状態で維持することが大切になってくるのです。

また、赤ちゃんや幼児は消化器の機能が未熟なため、アトピー性皮膚炎のアレルゲンとなる物質が未消化な状態で吸収されてしまうので、特に注意が必要です。

食べ物でアレルゲンとなりやすいのは卵、特に卵白です。

そのほか、牛乳や乳製品、大豆や大豆製品、米、麦なども要注意です。

しかし、年齢とともに消化器の機能が発達し、食べ物がアレルゲンとなる率は少なくなってきます。

なお、大人でアトピーのアレルゲンとなる食物というと、米、麦などの穀類が主です。

これらの食品を「発症予防の為」として排除してしまうのは、栄養バランスの面で良いことではありません。

基本は「バランスの取れた食事」なので、多少の免疫反応が出た場合でも医師に相談し、原因を突き止めることが重要となります。


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